世話人挨拶

 はじめまして,当グループ世話人の広瀬 慎一(ひろせ しんいち)と申します。現在,北海道内の精神科病院で心理職(臨床心理士)として働いています。どうぞよろしくお願いいたします。

 私は,大学の講義で初めて「場面緘黙」の名前を知りました。それまでの人生で「学校で話すことができない」人と関わることがあり,その状態に「名前」が付いていることに驚きました。そして,「もっと詳しく知りたい」という思いから研究のテーマとなり,当事者の会である「かんもくの会」代表の浜田貴照氏との情報交換を通して,日本における場面緘黙の現状に直面しました。

 

 場面緘黙の社会的認知度は低く,研究も少ないのが現状です。また,場面緘黙を「子ども」の時期だけの状態だと考えている人も少なくありません。そのため「大人(成人)になれば回復する」と捉えられがちです。しかし,実際には大人になっても,場面緘黙の状態が維持されている人の存在が示唆されています。そのような現状を知り,場面緘黙に関わることを「ライフワーク」とする決意を固めたのを,今でもはっきりと覚えています。

 

 

 「誰にも相談できなかった」「ひとりで苦しんできた」

 

 

 当事者に限らず,経験者・家族・支援者も含めて,そのような悩みを抱えている人たちが「安心」してつながり,交流できる場をつくりたい。その想いから,この「かんもくグループ北海道」を設立しました。初めての試みのため整っていないところもありますが,皆様と一緒に少しずつ歩みを進めていきたいと思います。

 

2015/07/21

世話人 広瀬 慎一

運営スタッフの紹介

広瀬 慎一(ひろせ しんいち) 

冨岡 奈津代(とみおか なつよ)

 小さな町で児童精神科の心理士として働いています。私はある子との出会いをきっかけに、「場面緘黙」を知りました。適切な理解や支援がこれから広まっていってほしいと思っています。まだまだ支援者として卵ですが、少しでも生活が楽にできるように一緒に考えていけたらいいなと思っています。よろしくお願いします!

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