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会員ができること

​当事者・経験者グループ

​自発的に参加を希望する「中学生以上」の当事者・経験者の方を対象としています(18歳未満の方は保護者の同意が必要です)。2か月に1回の頻度で,集団相談会や学習会(対面,オンライン)を開催しています。1回の参加人数は4~6名ほどであり,主に10代から50代までの幅広い年代の方が参加されています。また,グループチャット(Slack)による交流の場も用意しています。場面緘黙症や社交不安症の症状が改善された経験者の方のお話を聴くことが,勇気や希望を得る機会になっているところがあります。

​家族グループ

​当事者の方にかかわる家族を対象としています(当事者は含みません)。2か月に1回の頻度で,集団相談会や学習会(対面,オンライン)を開催しています。1回の参加人数は6~10名ほどであり,主に幼児から30代までの当事者の方にかかわる家族が参加されています。また,グループチャット(Slack)による交流の場も用意しています。先輩会員の方のお話を聴くことで安心を感じ,症状改善や問題解決のヒントを得る機会になっているところがあります。

​支援者グループ

北海道で支援者として活動している方を対象としています。ここでの「支援者」は,当事者や家族とかかわる第三者の立場であり,守秘義務を有する職種を指しています。主にメーリングリスト(Googleグループ)を運用し,実践活動や研究活動の共有に限らず,場面緘黙症と社交不安症に関わる情報を共有する場として活用しています。また,不定期でセミナーも開催しています。

​グループ参加の流れ

  1. メールやLINEで届く「案内」に記載のGoogleフォームから参加申込をする。​

  2. Googleフォームでは,発言の有無,相談の有無,相談方法,配慮の希望などを入力する。

  3. 当日,対面(札幌市内の会場)またはオンライン(Zoom)で参加する。

  4. 世話人の広瀬が司会を担当し,全力でフォローする。​

  5. 入退室は自由,聴くだけの参加OK,カメラオフ・マイクオフOK,チャットのみの参加OK。​

  6. ​参加費は無料です。

当グループでは,「話す権利を奪わないこと」を大切にしています。そして,下記の3つのことも大切にしています。

● 話すことを強要しない
● 話せないことを責めない
● 話せないと決めつけない


「​いつ,どのタイミングで話しても,受け入れてもらえる」という安心・安全な環境づくりが,場面緘黙症と社交不安症の支援において重要と考えています。

​利用に関する留意事項

当グループでは,場面緘黙症および社交不安症に関して,米国精神医学会(APA)の診断基準(DSM-5-TR※)に基づき,精神疾患(心の病気)として認識しています。個人の「性格」や「個性」として認識していませんので,あらかじめご了承ください。当グループの利用に診断は必要はありません。現在医療機関に通院中の方は,主治医にご相談のうえ,当グループをご利用ください。

​当グループは,第一に「困っている当人」にとって役立つことを大切にしています。そのため,それぞれが抱えている「困っていること」や「ご事情」に合わせてご利用いただければと思います。当グループの活動において,何らかの役割や責任を負うこと,および啓発活動を強要されることはありませんので,ご安心ください。

​グループの安心・安全を確保するために,ご利用の際には下記の内容についてご同意をお願いいたします。

 

  • 他者の体験を認めること,尊重することを大切にしてください。思いやりの気持ちをもって支え合い,応援し合う場としてご利用ください。

  • 嫌がらせや誹謗中傷(根拠のない悪口を言いふらし,他人を傷つけること)を目的とする行為を禁止します。

  • 個人情報の取り扱いには,十分に注意を払ってください。個人的内容は外部(SNSを含む)で話題にしないでください。

  • 利用申込をした本人のみ利用可能です。第三者(本人以外の人)と共用しないでください。

  • 医師法等法令を遵守し,医療行為となる診療行為,診断行為および投薬指導等は一切行わないでください。

  • 営業,宣伝,広告,勧誘,その他営利を目的とする行為は,当グループが認めたものを除いて,禁止します。

※ American Psychiatric Association(2022). Diagnostic and statistical manual of mental disorders, Fifth Edition, Text Revision: DSM-5-TR. Washington, D.C

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